dramaccha’s blog

いちドラファンが中日ドラゴンズについて好き勝手語ります

立浪ドラゴンズへのなぜpart3

5/21(火)vsジャイアンツ戦

延長12回まで戦い、1-1でした。

結果だけ見れば惜しかった。

ですが、内容を見れば今シーズン最多失点した試合よりも酷い泥試合でした。ドラゴンズ側もジャイアンツ側も決め手を欠いた試合でした。

 

まずスタメンから。

1.遊 村松

2.三 福永

3.中 上林

4.左 細川

5.一 ビシエド

6.右 岡林

7.ニ 田中

8.捕 木下

9.投 髙橋

 

個人的には最近のオーダーの中で1番まともなオーダーだと思いました。しかし、ベンチを見ると石川昂弥選手がいませんでした。試合後のコメントもまだ出ていませんが、1、2軍も入れ替えもなかったですし、練習もしてたらしいのでケガではないと思いますが、なぜベンチ入りメンバーにもいなかったのか。

終わってみれば残りベンチの野手が代打の切り札()中島と石橋だけでした。代打の切り札()も使わずして終わったので石川昂弥選手の使う場面があったかというと…ありました。加藤匠馬捕手のところで……

 

最初に今日の試合の立浪監督へのなぜを書きます。

①福永選手への盗塁のサイン

②加藤匠馬捕手への信頼度

③リリーフの順序

今日は比較的少ないですね。これが0になる日が来るのが先か、監督を辞めるのが先か、楽しみですね。

あまり技術的なところには突っ込まないようにしようと思っていたのですが、今日は監督の采配以前に選手が酷かったので、少しだけ技術的なところと、心理的なところに触れたいと思います。ただの素人ですが我慢できませんでした。

 

①福永選手への盗塁のサイン

福永選手は知っての通りファームで11盗塁決めています。新日本製薬時代の恩師・宮本慎也氏も「彼は走れる」と言うくらい、盗塁ができる選手です。田中選手とか三好選手、尾田選手みたいにめちゃくちゃ足が速いわけではないですが、モーションを盗むのが得意だそうです。

なので、グリーンライト(=走れるなら走っていいよ)の状態であれば、1軍の舞台でも盗塁できたチャンスは何度かあったはずです。

立浪監督が福永は足が速くないから、と思ってるのか、作戦的に走るな、というサインが出ているのか、もしくは走っていいよのサインが出ていながらもスタートを切っていないだけなのかは知りませんが、今日の三振ゲッツー崩れでの盗塁が初盗塁になりました。

個人的には福永選手にもっと走らせてもいいんじゃない?という意見です。

というのも、今日の相手は今の中日が1番苦手な相手の山﨑伊織投手だからです。無闇矢鱈に盗塁しろ、というわけではなく、例えばスタートを切る構えとか、スタートを切ってキャッチャーからの牽制で刺されないように素早く戻るとか、中日の選手には欠けている部分です。足の速い選手には牽制はされていますが、相手キャッチャーもピッチャーも走ってこないという気持ちがあると、投げる方に集中すればいいので楽ですよね。いつだったかの日本ハムが佐々木朗希投手相手に足で揺さぶった試合があったように、良いピッチャーといえど、少しの揺さぶりが効くこともあるのです。

今日で言えば3回、2アウトランナー1,3塁。3塁ランナーが木下選手、1塁ランナーが福永選手、バッターは上林選手。3塁ランナーが木下選手なので2塁への盗塁は普通に刺してくると思うので、簡単な盗塁ではありませんが、走る価値はあったと思います。

結果はセンター前に抜けそうなゴロをセカンド吉川選手が捕りセカンドフォースアウト。盗塁が万が一成功していたら、内野安打で1点入った可能性もあります。

日曜日の対大貫投手もそうですが、苦手なピッチャー相手にヒットがたくさん出る確率は少ないので、せっかく出たランナーを何もせず点が取れないのなら動いたらいいのに、という独り言です。逆になぜここまで頑なに盗塁のサインが少ないのか、開幕から疑問です。

連勝できてた頃は勝ててるうちは無理して走らなくてもいいと思ってましたが、今は考え方を変えるべきです。

「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス

 

②加藤匠馬捕手への信頼度

今日の試合が始まる前で打率1割以下でした。

今日は木下捕手への代わりとして途中からマスクを被りました。打順が回ってきたのは11回。

ノーアウトから田中選手がフォアボール、代打大島選手が初球打ちレフトフライで1アウト1塁。

残りの攻撃を考えればラストチャンスと思って仕掛けるべきはずが、加藤匠馬捕手をそのまま打席に立たせました。石橋選手が残っていた状況で既に疑問ですが、まあバントさせるつもりで打席に立たせたのだろうと、立浪監督の理解度検定2級を持っている私はそう思いました。

1球目は見逃してボール。この時の内野の動きを確認することはできませんでしたが、1塁ランナーが田中選手だったこともありチャージをかけていたのかもしれません。

それを見てか、2球目にバスターエンドランにサインを切り替えています。結果はファール。

ここで知っておいて欲しいのが、1度見せたサインは基本的には2度目は通用しません。相手側ももちろん選択肢の一つとして考えてはいますが、初めて見るものへの対策と、1度見たものへの対策は1度見たのものの方が対策はしやすいです。

3球目、2球目と変わらずバスターエンドラン。先ほどファールしてしまった加藤匠馬捕手の心理状況は「前に飛ばさなきゃ、転がさなきゃ」だったと思います。結果セカンド真正面のゴロでダブルプレーでチェンジ。

加藤匠馬捕手に代打を出さなかったのがまず第一なぜ、

バスターエンドランを失敗したのにもう一回同じサインを続けたのかが第二なぜ、です。この回の攻撃は采配も選手の働きも酷いものでした。

 

③リリーフの順序

清水投手、松山投手、マルティネス投手、に加えて齋藤投手の4人がこれまでの使い方を見るに、いわゆる勝ちパターンと言われていると思います。勝野投手は序盤に打ち込まれてしまい、調子が戻ってきていないので今は勝ちパターンではなく、どちらかといえばビハインドのゲームで投げることが多いです。他に橋本投手、梅野投手、藤嶋投手はビハインドでもロングでもいける便利な位置です。

今日みたいな接戦のゲームで、1点取られたら終わるゲームで、齋藤投手と勝野投手を使わなかったことに疑問があります。登板して抑えたピッチャーが悪いわけではないことは先に言っておきたいのですが、今日みたいな試合で齋藤投手の出番が無かったことがなぜなのかと思っています。最近の試合で失点したり、ピンチを作ってはいましたが、それは使い方がわかっていないからです。齋藤投手は今年対左より対右の方が被打率が低いのです。左だから左バッターに、と言うピッチャーではないのです。立浪監督はデータがわからないので仕方ないかもしれませんが、大塚ピッチングコーチがちゃんと教えて欲しいものですね。

清水投手は今季初失点してしまいましたが、ずっと0で抑えられるほど甘い世界ではないので、切り替えて頑張って欲しいです。

 

立浪監督へのなぜは以上です。

 

ここからは気になった選手を少しだけピックアップします。

 

1人目はビシエド選手。

本人もわかってると思いますが、チャンスの時に打ち急ぐ傾向があります。日曜日のDeNA戦も2球目を捉えて併殺、今日も初球を捉えて併殺。

特に今日なんかは外野に飛ばせば1点は確実に入る場面でシュートを引っ掛けてサードゴロ。もちろん本人が1番よくわかっていると思いますが、外野フライを打とうと思ったら簡単に打てる技術はあると思います。どこの球なら打ちやすいかも自分のポイントは持ってるはずです。なのに、打ち急いで内野ゴロ。

それと対照的だったのが吉川選手。初球高めに浮いてきた変化球を難なくセンターに犠牲フライ。お見事でした。

吉川選手のように外野フライで1点入るのがわかっていれば、状況に合わせて目線を変えるべきなのです。フライを打ちやすい球。一般的には高めの球です。その証拠に10回の攻撃の時は高めの球を打って深いセンターフライでした。何故その球を待てなかったのか。。

 

2人目と3人目は村松選手と福永選手です。

12回最後の攻撃、ジャイアンツのピッチャーは大江投手、村松選手は見逃し三振、福永選手は空振り三振。ここで言いたいのは技術的なところではなく気持ちの持ち方です。

相手ピッチャーもしんどい場面です。残り1回とはいえフォアボールも出せない、ヒットでランナー貯めたら流れも変わる。村松選手はここまで5-0。ノーヒットだったのもあったのでしょう。かなり消極的に見えました。福永選手もボール先行してフォアボールもあるかも?と邪な気持ちになったのでしょう。最後はボール球を中途半端なスイングで三振。最後迷うくらいなら追い込まれる前に打てるボールきてたのに。

どのスポーツもそうですが、メンタルが最後は鍵を握ると思っています。打てると思って打席に入れば打てる可能性は上がるし、打てないかも、と思って打席に入れば打てる可能性は下がります。

ここから中日を背負っていく2人には、ここで俺が決めてやる!くらいの気持ちで毎試合臨んでくれたらなと思います。

 

 

と、プロの世界に立ったこともない素人が言ってみました。

言うのは簡単だけど、それをあの舞台で実行するのは簡単なことではないと思ってます。でも、村松選手、福永選手はそれができる力を持っていると思っています。

陰ながら応援しています。